エネルギーマネジメントとは、施設全体のエネルギー使用状況を可視化し、的確に管理することです。
シーエムプラスは、エネルギーマネジメントのソリューションを「CMP Way®」としてご提供します。
CMP Wayは、「生産性の向上」と「消費エネルギーの削減」という二つの視点で、また工場施設全体システムの観点でアプローチし、持続可能性を考慮した生産体制を構築し、継続的な利益創出へとつなげます。
シーエムプラスは、エネルギーに関する総合的なエンジニアリングコンサルタント。以下のサポートを行います。
・施設全体のエネルギー使用状況を可視化(見える化)します。
・施設全体のエネルギーを最適化し、無駄を発見してエネルギー生産性を向上させます。
・生産計画・メンテナンス計画を取り込んだ中長期的なCO₂削減の実現を支援します。
目次
- 1.このようなお悩みはありませんか?
- 2.シーエムプラスのエネルギーマネジメント・ソリューション
- 1)CMP Wayとは
- 2)CMP Wayのステップ
- 3)CMP Wayと他社提案との違い
- 4)対象施設
- 3.シーエムプラスの強み
このようなお悩みはありませんか?

SDGsやカーボンニュートラルなどの取り組みについて、
- 日々の業務で忙しく、取り組みに十分な時間を確保できない。
- サステナビリティ関連の専門知識を持つ人材が社内に不足している。
- SDGsやカーボンニュートラルに対する意識は高いが、対応は十分でない。
- 部分的には対応しているが、総合的かつ中長期的な施策立案は時間的およびリソース的に対応が難しい。
- 様々な提案を受けるが、施設全体としていつどれを優先して行うべきかの判断が難しい。
- 中立的な立場で総合的な支援を出来る専門家が欲しい。

シーエムプラスのエネルギーマネジメント・ソリューション
「CMP Way」で一挙に解決しませんか?

シーエムプラスのエネルギーマネジメント・ソリューション
CMP Wayとは

CMP Wayとはシーエムプラスが提供するエネルギーマネジメントに関するソリューションサービスです。
「生産性の向上」と「消費エネルギーの削減」の二つの視点でエネルギー生産性を効率的に向上させます。機器単体の観点ではなく、生産工程を理解した上で工場施設全体システムの観点で、つまり生産設備、建築・空調・電気・各種ユーティリティ設備・水設備など、多岐にわたる設備を総合的に分析し、最適な改善提案を行います。
エネルギー削減の実現には、施設の現状把握が必要です。CMP Wayでは、まず消費エネルギーを把握・分析、可視化し、エネルギー多消費システム及び無駄な消費の特定を行い、施設全体に対して包括的かつ総合的な最適化を検討、同時に無駄の排除を提案します。次にその提案の実施(工事)の支援を行います。
実施・導入後は、効果の検証を行います。継続的なモニタリングと改善は生産施設のエネルギーマネジメントの必須事項です。これらのステップを踏むことで大幅なエネルギー削減とCO₂削減が可能になります。
CMP Wayのステップ

FS(フィージビリティスタディ)
施設全体の消費エネルギーについて調査し、現状把握をします。(Energy Audit)
無駄な消費ポイントの特定を行い、施設全体を包括的に見て最適化のご提案を行います。(GAP分析とソリューション提案)
実施内容
- 現状のエネルギー消費状況の把握と分析
- 生産環境条件の把握と見直し
- 生産運営管理の見直し
- 非効率なエネルギー利用の特定と対処策の策定
- エネルギー最適化のソリューション提案
- 投資のカテゴリー分け(小規模投資、中規模投資、大規模投資)とROIの算出
- 小規模投資:見える化投資後の実施後のユーティティ設備のチューニング、無駄の排除など
- 中期微投資:システム最適化投資、高効率機器の導入
- 大規模投資:エネルギー集中化投資、老朽化設備更新、再生エネルギー導入
- CO₂削減実現へのロードマップ作成
- 再生エネルギーの提案
- ファイナンス提案

FS評価
シーエムプラスがご提案した各ソリューションを評価して、お客様にて採否を決定します。
評価にあたっては、生産計画、投資計画、メテナンス計画とROIを勘案し、投資時期を決定します。 投資回収期間を考慮して段階的導入アプローチを取る等、お客様に合わせてご提案します。

実施・導入
評価段階でクライアントが採択したソリューションを実施プロジェクトとして開始します。


CMP Wayのポイント
PMCでの実現力
シーエムプラスはお客様側のエンジニアリングコンサルとして設計、工事引合仕様書の作成及び業者選定支援などの業務と併せて工事の監理を行います。これをPMC(プロジェクトマネジメントコントロール)サービスとよびます。
実施内容
- 1)プロジェクト計画(要件定義、スケジュール、コスト管理、体制)
- 2)エンジニアリング(要件の具現化、設計)
- 3)引合図書の作成、工事会社、ベンダーの選定
- 4)設備設置の実施、工事管理、検査

モニタリング
CO₂削減ロードマップとメンテナンス計画に基づき、継続的なエネルギーモニタリングを実施します。
製造工場は生産状況により日々エネルギー消費が変化します。その為、継続的なモニタリングを通じてその時の生産状況に応じたエネルギー最適化が求められます。CMP Wayではモニタリングデータを分析し対応策をご提案します。同時に施設のDX化やデジタルツインによる施設運営の更なる最適化をご提案します。
エネルギー最適化 中長期的なCO₂削減の実現
CMP Wayと他社提案との違い

エネルギーに係る提案は下記のような会社が豊富な経験を有しています。
CMP Wayはこれらの会社や提案を総合的かつ中立的に評価し、お客様にとってベストな形で提供していくことが出来ます。
- エネルギーコンサルティング会社:施設のエネルギー監査を得意とする。
- 製品ベンダー:自社製品について、豊富な知識と提案を有する。
- 設備工事会社:空調・衛生設備などの専門分野、その工事提案が優れている。
- 再生エネルギー会社:太陽光発電設備などの自社の主力製品・設備を軸とした提案を得意とする。

対象施設
エネルギーを消費するすべての生産工場が対象です。
特に海外の生産施設に関しては、豊富な実績を有します。
シーエムプラスの強み
シーエムプラスは
生産施設エンジニアリングのプロフェッショナル

シーエムプラスは、生産施設エンジニアリングとエネルギーマネジメントに精通した独立系エンジニアリング会社。
Contractor Free / Vendor Freeの立場を活かし、お客様にとって最適なソリューションを提案いたします。
シーエムプラスは
プロジェクトマネジメントのプロフェッショナル

様々な産業の施設建設で培ったPMC(プロジェクトマネジメントコントロール)のノウハウを活用し、
提案だけでなく実施段階でも、最適な工事会社やベンダーの選定をサポートします。
お客様のニーズに合わせてサービスをご提供します。個別のご要望、お気軽にご相談ください。
―TOPICS―
カーボンニュートラル、エネルギーマネジメント関連の情報
「令和4年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業のうちJCM実現可能性調査(脱炭素分野)」に採択されました
シーエムプラスによる「固形製剤製造工場の生産プロセス最適化による省エネルギー及び生産効率向上に係るJCM実現可能性調査」の提案が、経済産業省(担当:産業技術環境局 地球環境対策室)「令和4年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業のうちJCM実現可能性調査(脱炭素分野)」に採択されました。

ISPE機関誌「Pharmaceutical Engineering」に掲載
ISPE(国際製薬技術協会)の機関誌「Pharmaceutical Engineering」にシーエムプラスの寄稿記事が掲載されました。東南アジアの医薬品製造施設における二酸化炭素排出量削減の取り組みについて、その要点、実際の方法、実例を紹介しています。

「インドネシアでの脱炭素化実現のための日系企業によるビジネスカタログ」に掲載
インドネシア政府は、2030年までに国際支援無しで31.89%、国際支援ありで43.20%の温室効果ガス削減を目指しており、さらに、2021年7月には、2060年までにカーボンニュートラルを達成することを表明しています。 ジェトロジャカルタ事務所は、インドネシア進出日系企業による脱炭素化に貢献できる製品・サービスをまとめた 「日系企業によるインドネシアの脱炭素化・温暖化対応に貢献するビジネスカタログ」を公表し、「CMP Way」が掲載されました。

「マレーシアの脱炭素化に貢献する日本企業の製品・サービスカタログ」に掲載
マレーシア政府は2050年までにカーボンニュートラルを達成すると宣言しています。脱炭素化は、中小企業を含む日本企業がマレーシアでビジネスを展開する上で、重要な潮流となってます。 ジェトロ・クアラルンプールは、マレーシアの脱炭素化・排出削減に貢献する日本企業の製品・サービスを紹介する「マレーシアの脱炭素化に貢献する日本企業の製品・サービスカタログ」を発表し、「CMP Way」が掲載されました。

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