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オープンセミナー
サンプリング試験(抜取検査)を有効に行うための具体的手法
~統計の基本からExcelシミュレーションでわかる効果的な合否判定方法~

受入検査、出荷試験、合否判定のリスクアセスメント、JISの抜取検査、サンプリング、規格、OC曲線、プロセスバリデーション、統計

概要 そのサンプリングは適切に実施されていますか?
自信をもって運用できるようOC曲線の読み方と作り方も平易に解説していきます!
講師 スタット・イメージング・ラボ 代表 福田晃久 氏
開催日 2024年09月04日(水)
開催形式 オンライン(Zoomライブ受講) / 見逃し配信

※クリックして即申込にはなりませんので、
ご安心ください。

講座のポイント

ロットからサンプルを採取し合否判定をすることは多くの会社で日常的に行われています。しかし、試験サンプルが規格に入っていたら、サンプリングしなかったその他大勢(即ち、出荷するロット全体)も規格に入っていると言えるのでしょうか?試験結果が規格ギリギリだったらちょっと(と言うか大いに)不安ですよね。その不安を客観的にリスクアセスメントできるツールが「抜取検査」です。会社の品質ポリシーを具体化できるツールと言っても良いかもしれません。
一見、難解そうな「抜取検査」ですが、JISでは完全にマニュアル化されているので簡単に設計・運用ができるようになっています。しかし、これをブラックボックスにしてしまうと誤用があっても気がつきません。実際、AQLを用いた検査を出荷試験に用いる誤用がしばしば見受けられます。これは大問題です。
本セミナーでは絵解きによる説明とExcelを使ってのシミュレーションで、本質を直感的に理解できるように工夫しています。もちろん、ベースとなる統計も基礎から丁寧に解説しますので、統計の初心者の方も安心して参加して下さい。なお、実習でExcelのアドインツールである「分析ツール」を使いますので、事前にインストールしておいて下さい。

講座で習得できること

・計量データ(重量、含量など)の取り扱い
・計数データ(良品・不良品など)の取り扱い
・サンプリング試験の設定方法(計量データおよび計数データ)
・合否判定に関するリスクアセスメント方法
・AQLを用いた検査の正しい使い方と驚くべき性能

講座の内容 (一部抜粋)

1.問題提起と現状認識
2.統計の基礎I(計量値:長さ、重さ、濃度など)
3.統計の基礎II(計数値:良品・不良品の個数など)
4.サンプリング試験概要
5.サンプリング試験各論
6.ロット内のばらつきを推定する