CM PLUS.株式会社シーエムプラス CM PLUS.

オープンセミナー
FDA指摘2,400件に学ぶラボと製造のデータインテグリティ実務
~ガイダンスだけではわからない現場実務を2日間で基礎からじっくり学習~

概要 ・PIC/S査察官むけDIガイダンス解説対訳電子ファイル付きセミナー
・実際のFDA483に基づく解説で、生のFDA査察の傾向を把握できる!
・知っていたら回避できた査察指摘は数多い!
講師 合同会社エクスプロ・アソシエイツ 代表 望月清 氏
※シーエムプラス提携コンサルタント
開催日 2024年09月19日(木)~2024年09月20日(金)
開催形式 当社セミナールーム/オンライン(Zoomライブ受講)

※クリックして即申込にはなりませんので、
ご安心ください。

講座のポイント

データインテグリティ(DI)の基本要件はALCOAプラスであるといわれている。一方、査察官が期待するDI実務は、システムや機器におけるDI機能の普及とともに高くなる。従って、各極のDIガイダンスを読み込んでALCOAプラスを頭のなかで深掘りしても、査察官がその時点で期待するDI実務レベルにたどりつけない。
査察官が期待するDI実務レベルは、当局査察における指摘事例から学び取るのが確実である。査察指摘の開示が最も進んでいるのはFDAであり、生の査察指摘をすべて入手できる。

FDAの生の査察指摘によれば以下の様なDI指摘が多い。
・監査証跡をレビューしていない
・電子記録が保護されていない
・製造やラボの実務担当者がバックアップを行っている
・システム管理者権限で試験や製造を行っている
・製造やラボの記録用紙が現場でコピー出来てしまう
・製造装置のアラーム履歴が維持されていない
・製造装置のレシピが改変から保護されていない

FDA査察におけるDI指摘はQCラボに集中していたが、製造における指摘が目立ち始めてきた。特に製造におけるDI実務対応の要件は査察指摘事例から学び取る必要があり、製造管理のインテグリティと考えて実務対応するのがよい。
本講座では、米国情報公開法(FOIA)にもとづきFDAへ開示請求して入手した2,000件を越す生の査察指摘事例を踏まえて、DIの基礎と実務を具体的に説明する。なお、FDAの年間査察指摘件数は約1,000件である。
また、ERES(電子記録/電子署名)とCSVの基礎を説明したうえでFDAのDI査察指摘事例を紹介するので、コンピュータに馴染みのなかった方でも「行うべきこと」を具体的に基礎から実践までを習得していただける。また、増加しつつあるクラウドサービス利用における留意点やスプレッドシートのCSV/DI対応の概要も説明する。

講座の内容 (一部抜粋)

1.GMP省令改正とPIC/S
2.データインテグリティとは
3.ERES対応の基礎
4.CSV対応の基礎
5.リスクマネジメントの基礎
6.データインテグリティ用語
7.FDAの査察指摘
8.スプレッドシートのFDA指摘とCSV対応/DI対応
9.PMDAのデータインテグリティ指摘動向
10.実務対応
11.ポリシーと手順書の策定方針
12.クラウドサービス利用における留意点
13.良くある質問
14.主要ガイダンスの概況
15.MHRAガイダンスの要旨(英国医薬品庁)
16.FDAガイダンスの要旨
17.PIC/S査察官むけガイダンスの要旨
18.質疑応答

詳細は、GMP Platform セミナー詳細ページでご確認ください。