デジタルヘルス
Digital health

米国eHealthジャーナル」最新号のご案内
 ~ 第85号 ( 2023年4月11日発行 )~

ジャーナル85号のトピックは、GoodRx 他 (横行する患者データの第三者提供)、ChatGPT (心血管疾患予防アセスメントへの評価)、Dario Health (慢性疾患管理)、ディスラプションを引き起こす非従来型プレイヤー など

■ 超党派上院議員、テレヘルス企業3社に書簡送付
ユーザーデータをマネタイズするビジネス慣行

個人の特定が可能な患者のヘルスケアデータを第三者企業と共有してマネタイズしようとするビジネス慣行が横行していることから、保護を強化するよう求める動きが出た。

■ FTC、データ漏洩規則に基づく初の強制措置へ
GoodRxは150万ドルの和解金支払いへ

消費者のヘルスケアデータを第三者に不正に開示する問題が顕在化しているが、通知義務違反に対する強制措置が、GoodRxに対して講じられたことが明らかとなった。

■ AIチャットボットのChatGPT、心血管疾患予防の基本コンセプトを理解
ジェネレーティブAIが医療分野で果たす役割

OpenAI社が開発する次世代AIチャットボット「ChatGPT」の活用案が、あらゆる産業で試されている。医療用に設計された訳ではないが、心血管疾患の予防への適用でも高い評価が得た。

■ DTx企業のDarioHealth、CGMデバイス企業のDexcomと提携
データ統合により、高度に個別化されたケアサポートの提供へ

慢性疾患ケアのDarioHealth社と糖尿病CGMのDexcomが提携し、データがDarioのプラットフォームに直接統合される。他技術パートナーやDTxとエコシステム形成を目指す計画である。

■ GE HealthCareがAIソフトウェア企業のCaption Healthを買収
独立企業となって2件目の買収、医療従事者支援技術分野をさらに強化

GEからスピンオフした新生 GE Healthcare社が積極攻勢に出ており、2件目の買収となるCaption Health社を買収し、AI支援の心エコー実施への患者アクセスが拡大されるものと期待されている。

■ AHA、ヘルスケアのデリバリーにおけるディスラプションを報告
非従来型プレイヤーが2030年までにプライマリーケア市場の30%を掌握

AmazonやCVS Health、Walgreens、Walmartのような非従来型プレイヤーがプライマリケア市場でシェア拡大に動いており、正に❝ディスラプション❞とも言うべき、業界勢力の塗り替えが起こっている。

■ Johns Hopkins UniversityがViz.aiと提携
リアルタイムスキャンによる被験者登録を迅速かつ大規模に行う

イスラエル系スタートアップViz.ai社がJohns Hopkinsと提携し、脳内出血の臨床試験において医用画像をリアルタイムでスキャンし、被験者登録を大規模かつ迅速に行えるものと期待される。

■ テレヘルス大手のTeladoc、2022年第4 四半期の決算を報告
赤字拡大で株価が下落

テレヘルスのTeladoc社が22年決算を発表し、(Livongo社の買収合併によるのれん代現存損失が影響し)純損失が拡大して、低迷している様子が明らかとなった。

LSMIP 米国eHealthジャーナル85号

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「米国eHealthジャーナル」とは
米国や世界各地で刻々変化している、デジタルヘルスに関連する行政・産業・サービスの情報をまとめた、サブスクリプション型のオンライン情報誌です。「月間米国バイオビジネス」、「米国製薬業界週報」を発行するニューヨーク拠点のMSA Partners社と共同執筆し、隔週で発行しております。

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