デジタルヘルス
Digital health

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 ~ 第73号 ( 2022年9月27日 発行 )~

ジャーナル73号のトピックは、Amazon Care(プライマリケア)、GoodRx(処方箋医薬品の価格情報)、Oura Health(ウェアラブル)、Babylon Health(AIドクター)、Abridge(診療記録作成補助) など

■Amazon、「Amazon Care」でメンタルヘルスサービスの提供へ
雇用主向けのAmazon Care提供は年内で中止
7月にOne Medicalを買収し、8月にGingerのメンタルヘルスサービスの提供を開始したばかりのAmazon Careが、雇用主向け事業を早くも22年末に中止することを発表した。

■GoodRx、2022年第2四半期決算を発表
アナリスト予測を上回る売上を報告
処方箋医薬品の価格情報をウェブサイトで提供するGoodRxが、2022年第2四半期および上半期の決算を発表。売上高は好調であったが、最終損益は赤字に終わった。

■メディケアにおける遠隔患者モニタリング(PRM)の利用、大幅に拡大
パンデミック下で進むデジタル技術を利用したケア提供
65歳以上の高齢者と一部障害者を対象とするメディケアで、2019年1月から償還対象となっている遠隔患者モニタリング(RPM)の利用が拡大していることが調査で明らかとなった。

■Pear Therapeuticsが2022 年第2四半期決算を発表
マーケットアクセスは拡大するも通年ガイダンスを下方修正
処方箋DTxのPear Therapeuticsが第2四半期決算を発表。保険償還でのマイルストーン達成や医薬品フォーミュラリー収載などマーケットアクセスが拡大するも、通期見通しを下方修正した。

■指輪型ウェアラブルのOura Healthと避妊アプリのNatural Cyclesが提携
Oura Ringが計測した体温データをNC° Birth Controlアプリに同期
指輪型ウェアラブルOura Ringを開発するOura Healthが避妊アプリのNatural Cyclesと提携し、毎朝計測することが求められる基礎体温データの同期が可能となった。

■Babylon Holdings Limited、2021年第2四半期の決算を発表
米国市場でのビジネス拡大で売上が前年同期比360%増
AIドクターとして機能するトリアージ・チャットボット・アプリを開発するBabylon Healthの第2四半期決算が発表。米国市場でのビジネス拡大で、売上高が前年同期比360%増。

■Biofourmis、シリーズD追加ラウンドで2,000万ドルを調達
Intelの戦略投資事業であるIntel Capitalが参画
DTxのBiofourmisがシリーズD追加ラウンドで資金調達を実施。元はシンガポール発だがユニコーン企業の仲間入りを果たし、製薬企業や医療サービスプロバイダーとの提携を進める。

■Abridge、シリーズA投資ラウンドで1,250万ドルを調達
医師の診療記録作成を支援するAIツール
診療会話を文字起こしし、医療専門用語の解説を加えたサービスを提供するAbridgeがシリーズAラウンドで資金調達を実施。SukiやAugmedixなど、医療サービス効率化に注目が集まる。

LSMIP 米国eHealthジャーナル73号

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「米国eHealthジャーナル」とは
米国や世界各地で刻々変化している、デジタルヘルスに関連する行政・産業・サービスの情報をまとめた、サブスクリプション型のオンライン情報誌です。「月間米国バイオビジネス」、「米国製薬業界週報」を発行するニューヨーク拠点のMSA Partners社と共同執筆し、隔週で発行しております。

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