デジタルヘルス
Digital health

米国eHealthジャーナル」のご案内
 ~ 第83号 ( 2023年02月28日発行 )~

ジャーナル83号のトピックは、Woebot Health社 (産後うつ病DTx)、新生・ GE HealthCare社(プレシジョンケア)、Rock Health (2022年投資トレンド報告書)、Qritive社 (デジタル病理)、Avanlee Care社 (介護者支援アプリ) など

■AIチャットボットのWoebot Health社、産後うつ病DTxのピボタル試験を実施
メンタルヘルス疾患のリレーショナルエージェントWoebotを開発
新型コロナ禍を受けて罹患者が急増した産後うつ病。リレーショナルエージェントがメンタルヘルス障害をケアするデジタルセラピューティクス製品をWoebot社が開発している。

■デジタル・セラピューティクス企業のPear 、Spero Healthと提携
全米6州、99カ所の外来治療オフィスで処方箋DTxを提供
Pear Therapeutics社が上市した処方箋DTx製品は、提携する医療サービスプロバイダーを通じて外来処方され、実績を大きく積み上げることが期待されている。

■ヘルスケアにフォーカスする新企業、GE HealthCareが誕生
イメージング、超音波、患者ケアソリューション、医薬品診断の4事業を展開
グループからスピンオフして誕生した、新生・ GE HealthCare社は、医用画像に関した企業買収に積極的な姿勢を示し、オファリングを強化している。

■Rock Health、2022年のデジタルヘルス投資トレンド報告書を発表
COVID-19時代の投資ブームを中心としたマクロな資金調達サイクルの末期
景気後退の懸念に見舞われた1年となった2022年。平均投資水準やメガディールは過去を下回るなど、デジタルヘルス投資を巡る市場環境は低迷したものの、春の来ない冬はない。

■Qritive、シリーズA投資ラウンドで750万ドルを調達
「数秒以内」に 迅速かつ正確な病理解釈を提供するデジタルパソロジー・プラットフォーム
高まるがん有病率や世界の症例の半数がアジアで占められる見通しの下、AIデジタル病理プラットフォーム「Pantheon」を開発するシンガポールのQritive社が資金調達を実施した。

■BioNTech がInstaDeepを買収
AIとMLを利用した医薬品開発に乗り出す
COVID-19ワクチンで知られる独BioNTech社が、AI基盤「DeepChain」を開発する InstaDeep社 を買収して、AI/ML基盤モデルを医薬品発見プラットフォームに組み込み、事業戦略を強化する計画が明らかとなった。

■介護者支援アプリのAvanlee Careと小売り大手Walmartが提携
「aging-in-place」を支援するモバイルアプリを展開
小売り大手ウォルマートと介護者支援アプリを開発する Avanlee Care社 が提携し、家族介護を担う買い物客をサポートするアプリを展開する。

■Verilyが従業員の15%をレイオフへ
戦略の集中化によりプレシジョンヘルスにおけるバックボーンを目指す
アルファベットのライフサイエンス子会社 Verily社 も景気後退の陰りを受けてレイオフを実施し、プレシジョンヘルス領域にフォーカスする方針が明らかとなった。

 

LSMIP 米国eHealthジャーナル83号

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「米国eHealthジャーナル」とは
米国や世界各地で刻々変化している、デジタルヘルスに関連する行政・産業・サービスの情報をまとめた、サブスクリプション型のオンライン情報誌です。「月間米国バイオビジネス」、「米国製薬業界週報」を発行するニューヨーク拠点のMSA Partners社と共同執筆し、隔週で発行しております。

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