米国eHealthジャーナル」のご案内
～ 第80号 ( 2023年1月10日発行 )～
ジャーナル80号のトピックは、MyHealthTeam社(疾患啓発)、Teva社(スマート吸入器)、PayZen社(ヘルスケア･フィンテック)、Best Buy社(コネクテッドホームヘルスケア)、Amazon社(Amazon Clinic) など
■疾患啓発オンラインコミュニティの MyHealthTeam社、脂漏性皮膚炎患者向けサイトを開設
皮膚科学領域のスペシャリティファーマArcutis社が後援
MyHealthTeam社が脂漏性皮膚炎患者向け疾患啓発オンラインコミュニティを開設した。海外ではPatientsLikeMe、国内でもActivaid社やアトピヨ社、バズリーチ社など、患者中心主義のサービス開発が盛んだ。
■DTxの裏側を支えるDTx開発プラットフォーム
－サスメド社の特許を事例に－
連載最終回となる第４回は、サスメド社のDTx開発プラットフォーム「QDTx」の特許を事例に、鍵となるテクノロジーを概説し、知的財産解説シリーズを総括する。
■Teva、呼吸器疾患デジタルヘルス製品のアクセス拡大に向け提携
患者データに基づいた個別化バーチャルケアの提供へ
スマート薬剤吸入器プラットフォーム「Digihaler」のTeva社が、遠隔患者モニタリングプラットフォームを開発するHealthSnap社と提携し、患者アクセスの拡大を目指す計画が発表された。
■テレヘルス大手のAmwell、Talkspaceを買収か
2年足らずで価値の90%を失ったかつてのユニコーン企業
幅広い医療ニーズに対応した遠隔医療プラットフォームを提供するAmwell社が、メンタルヘルスに特化したTalkspace社を買収する、生き残りをかけた動きが一部報道で明らかとなった。
■GE HealthcareとMediView XRが提携
医療チーム間の連携を促進させる複合現実（MR）基盤のソリューション
AR基盤の医用画像技術を開発するMediView XR社がGE Healthcare社と提携し、ワークフローの最適化と医療チーム間の連携を促進する「OmnifyXR」を共同開発する計画が明らかとなった。
■AEYE Healthの「AEYE-DS」、510(k)申請経路でFDA承認を取得
糖尿病性網膜症を診断する自律型スクリーニングシステム
糖尿病性網膜症の自立型AIスクリーニングシステム「AEYE-DS」が510(k)経路で認可されたことを、イスラエル拠点のスタートアップAEYE Health社が発表した。
■ヘルスケア・フィンテック企業の PayZen、2億2000万ドルを調達
今すぐケアして後で支払うアフォーダビリティ・ファイナンスを拡大
高騰する医療費という問題を目前に、受診控えする現状に、手頃な医療費支払オプションサービスを開発するPayZen社が資金調達を実施した。
■SonderMindがTotal Brainを買収
メンタルウェルビーイングへの関与のあり方に変革を
メンタルヘルス･セラピストと患者のマッチングサービスを提供するSonderMind社は、感情やストレスレベルなどのモニタリング･プラットフォームを開発するTotal Brain社の買収を発表した。
■Best Buy、遠隔患者モニタリング（RPM）ソリューション企業Coeus に投資
コネクテッドホームヘルスケア分野でのプレゼンスを拡大
消費者家電小売のBest Buy社が、遠隔患者モニタリング（RPM）ソリューションのCoeus社に出資し、コネクテッドホームヘルスケア分野でのプレゼンス拡大を目指している。
■Amazon、Amazon Clinicを開始
全米32州でバーチャル診療サービスの提供へ
ヘルスケアビジネスで試行錯誤するAmazon社が、新たにバーチャル診療サービス「Amazon Clinic」の開始を発表し、自由診療として全米32州で展開してゆくこととなった。
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「米国eHealthジャーナル」とは
米国や世界各地で刻々変化している、デジタルヘルスに関連する行政・産業・サービスの情報をまとめた、サブスクリプション型のオンライン情報誌です。「月間米国バイオビジネス」、「米国製薬業界週報」を発行するニューヨーク拠点のMSA Partners社と共同執筆し、隔週で発行しております。
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