デジタルヘルス
Digital health

米国eHealthジャーナル」のご案内
 ~ 第76号 ( 2022年11月8日発行 )~

ジャーナル76号のトピックは、Neuromod(耳鳴りニューロモデュレーション)、nference(EMR/RWD)、DyAnsys(オピオイド使用障害)、Express Scripts(デジタルヘルス・フォーミュラリー)、Versantis(POC検査) など

■Neuromod社、ニューロモデュレーションを耳鳴り治療に
アイルランド発、欧州から米国へ展開する医療機器「Lenire」

アイルランド医療機器メーカー Neuromod社が開発した、ニューロモデュレーション技術を耳鳴り治療に適応した「Lenire」は臨床試験で好成績を残し、欧州から米国市場への展開を目指す。

■Mayo ClinicとEHRデータ企業のnferenceが既存提携を拡大
リアルワールド・エビデンス(RWE)生成プラットフォームを構築
リアルワールド・エビデンス生成プラットフォーム「nSights」を開発するnference社は、提携を強化したMayo Clinicの匿名化済み大規模EMR基盤データにアクセスが可能なよう対応を進める。

■Genfitが、Versantisを買収
ポイントオブケア診断機器候補を獲得
重篤な慢性肝疾患の治療法開発に注力するバイオ製薬企業Genfit社がバイオテク企業Versantis社を買収し、医薬品候補やポイントオブケア診断用機器候補を獲得した。

■メンタルヘルスアプリに対する専門家と一般消費者の評価の一致度は低い
専門家はメンタルヘルスアプリを過大評価しがち
JMIRに掲載された研究によれば、メンタルヘルスアプリに対して、専門家は過大評価をしがちな一方、一般消費者からの評価は高くない実情が明らかとなった。

■FDA、DyAnsysのPrimary Reliefを承認
オピオイド使用量の減少を目的としたウェアラブル耳介神経刺激装置
経皮的電気神経刺激装置(PENS)システム「Primary Relief」を開発するDyAnsys社は、心臓手術後の術後疼痛治療を適応としてFDAの承認を受けたことを発表した。

■Express Scripts、デジタルヘルス・フォーミュラリーの拡大を発表
新たに5種類のデジタルヘルス製品を追加
薬剤給付管理会社(PBM)大手 Express Scriptsの親会社であるEvernorthは、デジタルヘルス・フォーミュラリーに新たに5種類のデジタルヘルス製品 ― Big Health、Quit Genius、HealthBeacon ― を加えたことを発表した。

■Fitbit と Google Cloudが医療サービスプロバイダー向け新規サービスを開始
遠隔患者モニタリングや慢性疾患管理を目的としたツール
ウェアラブルのFitbit Health SolutionsとクラウドのGoogle Cloudが、ウェアラブル由来の患者データをヘルスケア組織が活用するのを支援する新規サービス開始を発表した。

■仮想現実(VR)技術の利用で術中の麻酔薬使用量を大幅に削減
Beth Israelの研究結果
外科手術中に仮想現実(VR)技術を使用すると、患者報告アウトカムに悪影響を及ぼすことなく術中の麻酔薬使用量を大幅に削減できることを示唆する研究論文が発表された。

 

LSMIP 米国eHealthジャーナル76号

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米国や世界各地で刻々変化している、デジタルヘルスに関連する行政・産業・サービスの情報をまとめた、サブスクリプション型のオンライン情報誌です。「月間米国バイオビジネス」、「米国製薬業界週報」を発行するニューヨーク拠点のMSA Partners社と共同執筆し、隔週で発行しております。

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