エンジニアリング
Engineering

生物由来の埋め込み型クラスⅣの医療機器製造施設つくり

CoreTissue BioEngineering 株式会社 様

DATA

施設用途:医療機器QMS対応製造施設
概  要:延床面積 約420㎡
所 在 地 :神奈川県 横浜市

プロジェクトの流れ

当社の業務内容

(1)URB(ユーザー要求概要)の作成支援役務
(2)候補地選定役務
(3)概念設計役務
(4)基本計画、工事引合図書作成役務
(5)工事業者決定支援役務
(6)基本・詳細設計管理役務
(7)工事監理役務
(8)バリデーション支援役務

当社のプロジェクトへの貢献

製品(膝前十字靭帯再建術に用いる人工靭帯)の生産量、生産設備・分析機器のユーティリティ条件、および施設・設備への要求事項をURB(ユーザー要求概要)として作成しました。


移転先候補地の選定ではURBに基づいた想定規模、インフラなどエンジニアリングの観点よりのアドバイスを行い、更に入居条件、工事発注条件なども比較検討項目とし、お客様と一緒に候補地の選定を行いました。


概念設計段階では治験段階から商用生産への増設を考慮した平面・動線計画、設備システムを検討しました。


プロジェクトコンセプトの一つである「医療機器QMS対応施設」を具現化するために、GMP対応施設に準拠した考え方を取り入れました。具体的には医薬品工場と同様の明確で段階的なエリア分離と空調システム、室圧管理、環境モニタリング、無停電対策、防虫管理などです。


プロジェクトを的確に進めるため、概算見積を提示し、お客様が予算をたてるサポートを行いました。


工事引合段階では明確な仕様を定めた見積引合用の仕様書、図書を作成しました。複数の工事会社への引合の実施と見積評価を公正に行うことが可能となりました。



工事会社の選定にあたり、コスト、技術評価について評価をし、各社の実績、設計/工事担当者のインタビューをお客様と共に実施し、最適な工事会社、メンバーを選定することができました。


工事段階では分離発注の生産設備、分析機器を含めたユーティリティ情報を作業室ごとに綿密に打合せし、総合図作成の支援をしました。



定例会議に出席し、工事進捗確認、工事品質確認、変更確認、追加工事費の査定などの工事監理を行い、良質な施工品質を確保するために貢献しました。



ValidationではLQA(Lean Qualification Approach)に基づき、建築、・空調、生産設備、分析機器についてFinal Report完成まで確認し、必要図書の整備を確実なものとしました。

この事例に関するサービス

プロジェクトの流れ

エンジニアリングサービス

施設建設におけるプロジェクトの流れと各フェーズの概要、シーエムプラスのサービスを紹介します。

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